5人でランチ会
もうすぐ4月。
卒業、入学は遠い昔の私たちにとってもそれぞれに新しい変化を受け入れねばならない春がやってきます。
そんな「変化」を前に、新たな活動や生活、再就職を控えた仲間5人が集まりました。
1人の人が彼女の自宅へ招待してくれ、得意の料理を伝授してくれるいう「料理講習会」も兼ねた
集まりです。
料理講習会というのに、呼ばれた私たちがしたことといったら、白玉粉入りの特性水餃子の皮を練ってあらかじめ作ってもらってあった餃子のアンを包むことと、
粉を練って中華の蒸しパン「花巻」を作ることくらい。
あと、エビの春巻きも包んだっけ。(準備されていたものを包んだだけ)
それでこの料理の数々。10品はありました。
招待してくれた彼女がなんと5時起きで準備してくれた、心と愛情のこもった、手間ひまかけた
本当においしい料理です。
味はもちろん普段私がしているのとは全然ちがう本格派。目で味わい語って味わい、
おいしく食べてあっという間に時間がすぎました。
友人というのは、数ではなくて、ほんのたまに会えて語って支えられていると感じられる
数人がいてくれるだけでいい。できれば、おいしい料理がそこにあればなおいい。
あることないこと話せる友人というのは、ほんとうにありがたいものです。
仕事や子育てに忙殺されていたころには考えられなかった時間。
今だからこそありがたい時間。
こんどは私が招待する機会をつくります!
卒業、入学は遠い昔の私たちにとってもそれぞれに新しい変化を受け入れねばならない春がやってきます。
そんな「変化」を前に、新たな活動や生活、再就職を控えた仲間5人が集まりました。
1人の人が彼女の自宅へ招待してくれ、得意の料理を伝授してくれるいう「料理講習会」も兼ねた
集まりです。
料理講習会というのに、呼ばれた私たちがしたことといったら、白玉粉入りの特性水餃子の皮を練ってあらかじめ作ってもらってあった餃子のアンを包むことと、
粉を練って中華の蒸しパン「花巻」を作ることくらい。
あと、エビの春巻きも包んだっけ。(準備されていたものを包んだだけ)
それでこの料理の数々。10品はありました。
招待してくれた彼女がなんと5時起きで準備してくれた、心と愛情のこもった、手間ひまかけた
本当においしい料理です。
味はもちろん普段私がしているのとは全然ちがう本格派。目で味わい語って味わい、
おいしく食べてあっという間に時間がすぎました。
友人というのは、数ではなくて、ほんのたまに会えて語って支えられていると感じられる
数人がいてくれるだけでいい。できれば、おいしい料理がそこにあればなおいい。
あることないこと話せる友人というのは、ほんとうにありがたいものです。
仕事や子育てに忙殺されていたころには考えられなかった時間。
今だからこそありがたい時間。
こんどは私が招待する機会をつくります!
デイケアでアートセラピー
昨日、一ヶ月ぶりに恵比寿苑のデイケアサービスで「アートセラピー」のお手伝いをしました。
アートセラピストである友人が準備したテーマは「マチスとコラボレーション」。
マチスの切り絵を拡大し、それを12名の参加者で分割、それぞれ思い思いに色や模様を
くわえて最後に一枚につなぎ合わせるというもの。
はっきりした色合いと自分なりに加工するおもしろさ、それに12名で共同制作という形が
新鮮で、参加した皆さんも口々に面白いと言っていました。
デイケアに来る方たちは、入浴や食事、様々なレクリエーションなどその日のスケジュールを
楽しもうという気持ちで来ておられるせいか、みなさん元気で表現も積極的です。
一日をそこで過ごして帰るのを待っている家族の存在も大きいと思います。
一昨年、80を過ぎて背骨を骨折した母が初めてデイケアを利用する時、母なりに抵抗があったといいます。
けれど「行ってよかった、みんな良くしてくれるし楽しかった」というのを聞いてほっとしたものです。
アートセラピーのように絵を描くことも、他の様々なプログラム同様そこで過ごす方たちにとって
気軽な楽しみのひとつになるよう工夫していきたいです。
アートセラピストである友人が準備したテーマは「マチスとコラボレーション」。
マチスの切り絵を拡大し、それを12名の参加者で分割、それぞれ思い思いに色や模様を
くわえて最後に一枚につなぎ合わせるというもの。
はっきりした色合いと自分なりに加工するおもしろさ、それに12名で共同制作という形が
新鮮で、参加した皆さんも口々に面白いと言っていました。
デイケアに来る方たちは、入浴や食事、様々なレクリエーションなどその日のスケジュールを
楽しもうという気持ちで来ておられるせいか、みなさん元気で表現も積極的です。
一日をそこで過ごして帰るのを待っている家族の存在も大きいと思います。
一昨年、80を過ぎて背骨を骨折した母が初めてデイケアを利用する時、母なりに抵抗があったといいます。
けれど「行ってよかった、みんな良くしてくれるし楽しかった」というのを聞いてほっとしたものです。
アートセラピーのように絵を描くことも、他の様々なプログラム同様そこで過ごす方たちにとって
気軽な楽しみのひとつになるよう工夫していきたいです。
アートセラピー・テーマは「光と影」
ようやくちょっと春の陽ざしになってきたのでしょうか。
春ということで、「光」をテーマに作品を作っていただきました。
30代女性の方のアートセラピー作品です。
光あるところには、そう、影があります。
最初はご自分の「影」の部分ををテーマに作品づくり。
高い塀のような、砂丘のような何か茫漠としたところにカラスが一羽止まっています。
いろいろな思いを語っていただいたあと、今度はこの「影」の作品も使って「光」の表現へ。
先ほどのカラスのいたところを切り取り、その上にマーブル模様のやや透ける和紙をはり、
まわりをスクリーン折り紙(ちょうど網戸のようになった変わった折り紙素材です)を切って散らすようにかざりました。
影の部分もちゃんと感じていながら、
いろんなことが透明感をもって見えている、自分が動いている感じや、そうありたいという希望を表現されたそうです。
この作品は平面に広がっていくというより、「影」の上に流動的な模様の透ける素材をはり、その周りに光の広がりが表現されており、奥から手前へという三次元的な空間を感じさせます。
より深いところから明るい場所へ、過去から未来へと光を感じる作品です。
絵具やクレヨンを使わず、より直観的に選んだ素材の色をそのまま貼るというのも特徴的です。
アートセラピーは、自分が選んだ色や表現方法から様々なメッセージを受け取ることができます。
忙しい中でも、ときどきこうして自分の心と向き合い日常を上手にリセットすることで、少しでも楽しく自分を大切にする時間を過ごしていただきたいと思っています。
春ということで、「光」をテーマに作品を作っていただきました。
30代女性の方のアートセラピー作品です。
光あるところには、そう、影があります。
最初はご自分の「影」の部分ををテーマに作品づくり。
高い塀のような、砂丘のような何か茫漠としたところにカラスが一羽止まっています。
いろいろな思いを語っていただいたあと、今度はこの「影」の作品も使って「光」の表現へ。
先ほどのカラスのいたところを切り取り、その上にマーブル模様のやや透ける和紙をはり、
まわりをスクリーン折り紙(ちょうど網戸のようになった変わった折り紙素材です)を切って散らすようにかざりました。
影の部分もちゃんと感じていながら、
いろんなことが透明感をもって見えている、自分が動いている感じや、そうありたいという希望を表現されたそうです。
この作品は平面に広がっていくというより、「影」の上に流動的な模様の透ける素材をはり、その周りに光の広がりが表現されており、奥から手前へという三次元的な空間を感じさせます。
より深いところから明るい場所へ、過去から未来へと光を感じる作品です。
絵具やクレヨンを使わず、より直観的に選んだ素材の色をそのまま貼るというのも特徴的です。
アートセラピーは、自分が選んだ色や表現方法から様々なメッセージを受け取ることができます。
忙しい中でも、ときどきこうして自分の心と向き合い日常を上手にリセットすることで、少しでも楽しく自分を大切にする時間を過ごしていただきたいと思っています。
子どもたち、そして未来
3月は卒業や入学、進級などで忙しい時です。
おまけにインフルエンザで体調の悪くなる子もいたり、見学の親子もみえたり、この時期のアトリエは曜日のメンバーがしょっちゅう入れ替わります。
「今日は誰がくるんだったけ?」と確認していても更に変更があったり、少々クリアでなくなってきた私の頭の中はバタバタです。
私自身もこの3月はいろんな変化で、忙しい、ややこしい日々。
でもそんなときでも、なぜか子どもたちと創作を楽しんでいると元気になってきます。
水戸でアトリエを営む私の友人は、私にこうアドバイスしてくれました。
「年齢とか気にせず、ぜひ子どもをやりなさい。
子どもが一番信じられるよ。これからの人達だしどんどん変化していく。
それに保護者のひとたちともつながっていけるでしょ。」と。
まったくそのとおり。
人生まだ10年にも満たない人たちと一緒にいて未来を感じています。
ちょっとへこむと、私はいつも彼女のアドバイスを思いだしています。
3年生女子。「ジャックと豆の木」から。
豆のつるが雲のなかを伸びていきます。綿がいいね!
5歳女子。新聞をまるめて、その上に色付けした障子紙をはりました。これは、いろんな野菜が無限につくれるので時々はまる子がいます。
5歳男子。ぶんぶんゴマです。作るより、回せるようになるほうが意外と難しかった。でも回りだすといつまでもやっていられて夢中に。なつかしい。
おまけにインフルエンザで体調の悪くなる子もいたり、見学の親子もみえたり、この時期のアトリエは曜日のメンバーがしょっちゅう入れ替わります。
「今日は誰がくるんだったけ?」と確認していても更に変更があったり、少々クリアでなくなってきた私の頭の中はバタバタです。
私自身もこの3月はいろんな変化で、忙しい、ややこしい日々。
でもそんなときでも、なぜか子どもたちと創作を楽しんでいると元気になってきます。
水戸でアトリエを営む私の友人は、私にこうアドバイスしてくれました。
「年齢とか気にせず、ぜひ子どもをやりなさい。
子どもが一番信じられるよ。これからの人達だしどんどん変化していく。
それに保護者のひとたちともつながっていけるでしょ。」と。
まったくそのとおり。
人生まだ10年にも満たない人たちと一緒にいて未来を感じています。
ちょっとへこむと、私はいつも彼女のアドバイスを思いだしています。
3年生女子。「ジャックと豆の木」から。
豆のつるが雲のなかを伸びていきます。綿がいいね!
5歳女子。新聞をまるめて、その上に色付けした障子紙をはりました。これは、いろんな野菜が無限につくれるので時々はまる子がいます。
5歳男子。ぶんぶんゴマです。作るより、回せるようになるほうが意外と難しかった。でも回りだすといつまでもやっていられて夢中に。なつかしい。