夏のアトリエです
アトリエも夏休みバージョンに入りました。
普段の自由創作に加えて、課題のポスターや公募作品、図工以外の教科でも自由研究の図や展示物などの制作ができます。
せっかくだからいろんな材料のそろってるアトリエをどんどん利用してほしいですし、もちろん必要なことは私もお手伝いします。
しかし例年この時期は、「夏休みの宿題」というプレッシャーや「自由じゃない」ことへの反発などで、落ち着きもなくザワザワしがちで実はちょっと気が重かったりもします。
でも今年はなんだか違います。
みんなボー―ッとしている感じ、だるそうだったり眠そうだったりいまいちエネルギーが足りない感じです。
この暑さもあるかなぁ・・・。しかたないよね。
三鷹もこれまでなかったような局地的な雷雨におそわれたり、先日など雹(ひょう)が降り注ぎ堆積するという、見たこともない光景を目にしました。
まるで、地球そのものが人間を天敵と感じていやがっているような、私たちに「考え直せ」とせまっているような気さえします。
クーラーなどの助けなしには人が生きていけないほどの環境って何なんでしょう、ホントに。
暑さだけが原因ではないのかもしれませんが、とにかく宿題はやりたくないので、とりあえず好きなイラストを黙々と描いた2年生男子くん。
でも人が棒人間になっててちょっと投げやりかも・・・。
「編み物したい!」と突然いう6年生女子。しかもやったことがない!
とりあえず夏向けの糸をどうぞと出して、手取り足とり教えて・・・・、
なんだって経験して無駄になることはないからそれでもいいか。
そしてこんな事も。
ふざけてばかりいる低学年の男の子に中一の男子が「おまえ、そんなことばっかやってると戦争にいかされるぞ」「おれは絶対いやだけどな、集団的自衛権っていうやつ」
・・・・・。中学生もちゃんとその意味をを感じている。
人の権利も尊厳もねじ伏せて「戦争のできる国づくり」にまい進する安倍政権。
そのあまりにも躊躇や葛藤と無縁な姿に、心から恐ろしさを感じます。
この目の前にいる“当事者”の彼とこれからの未来を作って行こうと思うなら、私たち自身がもっともっと自分で考える筋肉を鍛えなければなりません。
暑いなどといってはおれません。
でも、せめて心は涼やかに日々おくれますようにと、子どもたちのすてきな絵をおとどけします。
一年生女子、色鉛筆画。「湖から見た山に降る雨」 青がとても美しいです。
4歳女の子。「クラゲしかいない海」 タイトル最高!
6年生女子。「アナと雪の女王」の写し絵。複数の子がこのイラストを描いています。今大人気ですね。
普段の自由創作に加えて、課題のポスターや公募作品、図工以外の教科でも自由研究の図や展示物などの制作ができます。
せっかくだからいろんな材料のそろってるアトリエをどんどん利用してほしいですし、もちろん必要なことは私もお手伝いします。
しかし例年この時期は、「夏休みの宿題」というプレッシャーや「自由じゃない」ことへの反発などで、落ち着きもなくザワザワしがちで実はちょっと気が重かったりもします。
でも今年はなんだか違います。
みんなボー―ッとしている感じ、だるそうだったり眠そうだったりいまいちエネルギーが足りない感じです。
この暑さもあるかなぁ・・・。しかたないよね。
三鷹もこれまでなかったような局地的な雷雨におそわれたり、先日など雹(ひょう)が降り注ぎ堆積するという、見たこともない光景を目にしました。
まるで、地球そのものが人間を天敵と感じていやがっているような、私たちに「考え直せ」とせまっているような気さえします。
クーラーなどの助けなしには人が生きていけないほどの環境って何なんでしょう、ホントに。
暑さだけが原因ではないのかもしれませんが、とにかく宿題はやりたくないので、とりあえず好きなイラストを黙々と描いた2年生男子くん。
でも人が棒人間になっててちょっと投げやりかも・・・。
「編み物したい!」と突然いう6年生女子。しかもやったことがない!
とりあえず夏向けの糸をどうぞと出して、手取り足とり教えて・・・・、
なんだって経験して無駄になることはないからそれでもいいか。
そしてこんな事も。
ふざけてばかりいる低学年の男の子に中一の男子が「おまえ、そんなことばっかやってると戦争にいかされるぞ」「おれは絶対いやだけどな、集団的自衛権っていうやつ」
・・・・・。中学生もちゃんとその意味をを感じている。
人の権利も尊厳もねじ伏せて「戦争のできる国づくり」にまい進する安倍政権。
そのあまりにも躊躇や葛藤と無縁な姿に、心から恐ろしさを感じます。
この目の前にいる“当事者”の彼とこれからの未来を作って行こうと思うなら、私たち自身がもっともっと自分で考える筋肉を鍛えなければなりません。
暑いなどといってはおれません。
でも、せめて心は涼やかに日々おくれますようにと、子どもたちのすてきな絵をおとどけします。
一年生女子、色鉛筆画。「湖から見た山に降る雨」 青がとても美しいです。
4歳女の子。「クラゲしかいない海」 タイトル最高!
6年生女子。「アナと雪の女王」の写し絵。複数の子がこのイラストを描いています。今大人気ですね。
アートセラピーワークショップ、ぬり絵塾パート4開きました
7月19日(土)、大人のための「ぬり絵」塾 パート4を開きました。
協働センターを会場に午前午後あわせて5名の方が参加してくださいました。
今回のテーマは「コミュニケーションについて」です。
一年のうちで最も日の長い6月から7月にかけては、花もたくさん咲き緑もいっそう美しく感じられる季節です。
それだけに私たちも内的なエネルギーが活性化し、無意識のうちに活動的になってきます。
たとえば自分自身が変化を求めたり活動的になったりするだけでなく、思わぬ人の近況が届いて心を動かされたり、
普段あまり気にならない人の行動になぜかイライラしてしまったりというちょっぴりマイナスなことも起きたりします。
そんなこの時期、私たちにとって欠かすことのできない「コミュニケーション」をテーマにワークをしてみたいと思いました。
まずそれぞれ小さな紙に「今日の気分」と題してハートをひとつ描き、この一ヶ月くらいのことを思い出していただきながら自己紹介。
それから「普段の私のコミュケーション」をイメージしてぬり絵を一枚選んで塗っていただき、色彩やモチーフの意味を受け取りながらいろいろなことを語っていただきました。
私も普段のコミュニケーションは積極的というよりどちらかというと「受け身」のほう。
「コミュニケーションが得意です」という人に会ったことはありませんが、やはり皆さんなにかと注意していたり心を配っていたり、また壁があったりするものですよね。
そして、もう一枚は「私にとって幸せなコミュニケーションとは」という新しいイメージで塗り絵をえらんで塗っていただきました。
お二人のかたの絵をご紹介したいと思います。
お一人はご夫婦で集合住宅型の老人ホームに入居して2年余りという女性の方。
「普段のコミュニケーション」では蝶のモチーフを選ばれました。
ひっそりと飛ぶ青い蝶は、周りには迷惑をかけず上には頭をさげ、穏やかにすごしていたいという気持だそうです。
これまでの人生をふりかえりいろいろなことをお話くださいました。
そして「幸せなコミュニケーションとは」という2枚目のほうは一転して赤い花びらが降り注ぐイメージです。
「なぜこれを選んだのかわからない・・・・」と戸惑うご本人に、他の方が「これでよかったのだ!という気持ちを感じます」と発言されると、「ああ、そうです!そう言ってもらって嬉しい、心が救われます」とぱっと晴れやかな表情をされました。
私も思わず胸があつくなりました。
私もお話を伺いながら、この人生の大先輩の方の、きちんとした物の「見方」や「見え方」、そしてひとつひとつ丁寧に行動して乗り越えていらした凛とした強さを感じていたからです。参加者のかたのまっすぐな発言に感謝!します。
赤という一色だけを選ばれた時点で、ご本人は気づかなくても、迷いのない気持の表現を可能にしているのではないでしょうか。
この強さがあるからこそ、人生の智慧とでもいうべき静かな青を大切にできるのだなあ、と思いました。
こちらは70代になったばかりという女性のかた。
普段はお盆にいろんなカップを受けとめているように、まず相手の希望をきいてから自分がどうするか考えるとおっしゃいます。
そして2枚目「幸せなコミュニケーション」は水彩を使ったやさしいタッチに中心に真っ赤な●(太陽)を描き足した絵です。
「結局は“個”があるということ。そこがしっかりあるから周りをうけとめられるのだと思う」とおっしゃっていました。
さすが、しなやかな解放感あふれる絵です。
毎回ほんとにいろんな発見があるのですが、今回は参加してくださった方が自由に声をかけあって話がすすむ場面がたくさんあり楽しかったです。
私がみなさんよりかなり若くて、参加者の方が人生の達人たちなのでホントに話が濃い!
勉強になります!
また、9月ころ、そして12月に開催予定です。
新しいかたのご参加もお待ちしています。
協働センターを会場に午前午後あわせて5名の方が参加してくださいました。
今回のテーマは「コミュニケーションについて」です。
一年のうちで最も日の長い6月から7月にかけては、花もたくさん咲き緑もいっそう美しく感じられる季節です。
それだけに私たちも内的なエネルギーが活性化し、無意識のうちに活動的になってきます。
たとえば自分自身が変化を求めたり活動的になったりするだけでなく、思わぬ人の近況が届いて心を動かされたり、
普段あまり気にならない人の行動になぜかイライラしてしまったりというちょっぴりマイナスなことも起きたりします。
そんなこの時期、私たちにとって欠かすことのできない「コミュニケーション」をテーマにワークをしてみたいと思いました。
まずそれぞれ小さな紙に「今日の気分」と題してハートをひとつ描き、この一ヶ月くらいのことを思い出していただきながら自己紹介。
それから「普段の私のコミュケーション」をイメージしてぬり絵を一枚選んで塗っていただき、色彩やモチーフの意味を受け取りながらいろいろなことを語っていただきました。
私も普段のコミュニケーションは積極的というよりどちらかというと「受け身」のほう。
「コミュニケーションが得意です」という人に会ったことはありませんが、やはり皆さんなにかと注意していたり心を配っていたり、また壁があったりするものですよね。
そして、もう一枚は「私にとって幸せなコミュニケーションとは」という新しいイメージで塗り絵をえらんで塗っていただきました。
お二人のかたの絵をご紹介したいと思います。
お一人はご夫婦で集合住宅型の老人ホームに入居して2年余りという女性の方。
「普段のコミュニケーション」では蝶のモチーフを選ばれました。
ひっそりと飛ぶ青い蝶は、周りには迷惑をかけず上には頭をさげ、穏やかにすごしていたいという気持だそうです。
これまでの人生をふりかえりいろいろなことをお話くださいました。
そして「幸せなコミュニケーションとは」という2枚目のほうは一転して赤い花びらが降り注ぐイメージです。
「なぜこれを選んだのかわからない・・・・」と戸惑うご本人に、他の方が「これでよかったのだ!という気持ちを感じます」と発言されると、「ああ、そうです!そう言ってもらって嬉しい、心が救われます」とぱっと晴れやかな表情をされました。
私も思わず胸があつくなりました。
私もお話を伺いながら、この人生の大先輩の方の、きちんとした物の「見方」や「見え方」、そしてひとつひとつ丁寧に行動して乗り越えていらした凛とした強さを感じていたからです。参加者のかたのまっすぐな発言に感謝!します。
赤という一色だけを選ばれた時点で、ご本人は気づかなくても、迷いのない気持の表現を可能にしているのではないでしょうか。
この強さがあるからこそ、人生の智慧とでもいうべき静かな青を大切にできるのだなあ、と思いました。
こちらは70代になったばかりという女性のかた。
普段はお盆にいろんなカップを受けとめているように、まず相手の希望をきいてから自分がどうするか考えるとおっしゃいます。
そして2枚目「幸せなコミュニケーション」は水彩を使ったやさしいタッチに中心に真っ赤な●(太陽)を描き足した絵です。
「結局は“個”があるということ。そこがしっかりあるから周りをうけとめられるのだと思う」とおっしゃっていました。
さすが、しなやかな解放感あふれる絵です。
毎回ほんとにいろんな発見があるのですが、今回は参加してくださった方が自由に声をかけあって話がすすむ場面がたくさんあり楽しかったです。
私がみなさんよりかなり若くて、参加者の方が人生の達人たちなのでホントに話が濃い!
勉強になります!
また、9月ころ、そして12月に開催予定です。
新しいかたのご参加もお待ちしています。