アトリエ・コスモスのアートセラピー色彩日記

31日、富山市、実家の前から夕陽を撮る

年末31日から夫とふたりで富山、石川へ帰省してきました。
今年はこれまでになく雪が少なく北陸にはめずらしい穏やかな年末年始でした。


大晦日を私の実家のある富山市で、80歳を過ぎてなんとか元気でいてくれる両親と過ごし、
一日は石川県七尾市で夫の姉妹家族が集まり新年会、3日に東京へ戻りました。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　七尾市、気多本宮



　　　　　　　　　　　　　　　　　　大漁旗を掲げる漁船と静かな富山湾、氷見市

富山県は「弁当忘れても傘わすれるな」といわれるほど降雨量の多い、また雪の多い地方です。夏の残暑のあとは曇り空がおおくなり、秋ともなれば
しとしとと冷たい雨が続き、それが雪へと変わっていきます。
本当にモノトーンといってもよいような空の色合い。
感情的に抑制のきいた白から黒へのモノトーンの気候が、我慢強くまじめといわれる北陸の人たちの気質を自然に育むのかもしれないなあと思います。

東京へ来たのはもう20年も前ですが、太平洋側の明るい日差しやカラッとした空気に本当に驚いたものです。
何よりブラウス一枚で歩ける爽やかな秋晴れや、冬でも外に洗濯ものが干せることに喜び、気持がワクワクしたものです。
今ではそれが当たり前になってしまいましたが・・・。



３日、朝、富山市

4日は東京のお世話になった方たちへ
年始のご挨拶。ここ数年はいつもだいたいこんな感じで、今日からまた東京での普段の生活のスタートです



昨年はいろいろなことがありました。震災の被災地のことや原発事故のことを忘れず、自分のできることを丁寧にやっていく年にしたいと思います。
みなさん、よろしくお願いします。