色彩は「もう一つの心の言葉」です。 色は私たちの感情や記憶と深くむすびつきながら日々を豊かに彩り、心身に様々な作用を及ぼしています。色を使った表現を通して心を元気にしたり自分らしさを育てたりするアートセラピーを社会に活かしていきたいと思っています。

夏すぎて秋がそこに

今日は旧暦の8月15日、中秋の名月そして満月の日です。
お天気もよく夜は美しい月が見えるかもしれません。

厳しい残暑からようやく涼しい秋空が望めるようになりました。
しかし9月のアトリエはお疲れモード。
幼稚園や小学校では運動会を10月に控えているところも多く、やれリレーだの組体操の練習だのと、体力的にもたいへんそうな話題が子どもたちから聞こえてきます。

「夏がおわったねぇ、ていう感じの絵を描いてみない?なんか青空の」
軽い感じで声をかけてみるものの、ほとんどの子どもたちから「やだあ、描かない」と拒否されてしまいます。ちょっとがっくりくるけど、ふだん自由なアトリエだからしかたない。

でも中には「いいよ、描いてアゲル」と言う子も。
そんな作品を紹介します。


夏すぎて秋がそこに
タイトル「夏の終わり」5年生の女の子。夏を駆け抜けまだ熱を帯びたような大きな大きな木と静かな秋を感じさせる空。
ひとり虫あみを持つ男の子はどこか寂しげ。こういうロンリーな雰囲気はなぜか少年なのですね。女の子が描いても、ボーイ。
なぜなんでしょう、考えてみたいテーマです。


夏すぎて秋がそこに
幼稚園年長さん6歳の女の子。タイトルは「大きな木、LOVE」。
「LOVEってどういう意味?」と聞いたら「大好きってことだよ」と。
なるほど、どこで知ったのか?オバサンとしては興味ひかれます。堂々たる木の姿はなかなかのもの。
でもこんな大きな幹から出ている小枝は何だろう?ちょっと落ち着かない気分なのかな?。

夏すぎて秋がそこに
こちらも6歳年の女の子。「シャチとスイカ」。
シャチがなかなかいい感じの造形で、スイカの色も楽しい個性的な絵です。

そしてまさに季節は秋へ。
知人から届く「絵封筒」。もちろん中には手描きのカレンダーがはいっています。
この労作ごらんください。スゴイ!
ほんとにサンマが焼けてます。切手も猫ですよ!!!
夏すぎて秋がそこに


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エンジョイ・アートセラピー「心を癒す色の不思議」
日時:9月21日(土) *午前10:30~ *午後1:30~
会場:三鷹市市民協働センター
参加費:2000円(お茶と小さなお菓子つき)
問合せ・お申し込み:アトリエ・コスモス 片倉洋子
    0422-34-3448
    color-y@s7.dion.ne.jp

http://yoko2011.tamaliver.jp/e359111.html












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    この記事へのコメント
    秋の青空かぁ~抜けるような空、仕事も忘れてず~っと眺めていたい気分にさせられてしまいます。

    女の子から見た男の子は、あんなイメージなんでしょうか?一人でも虫を追いかけるみたいな・・・
    確かに女の子が一人で虫を追いかける姿は想像し難いですよね。

    絵封筒も素敵ですね。
    今にもサンマのいい匂いがしてきそうです。

    ボクの家の傍にも先生のようなアトリエがあればいいだけどなぁ~
    久しぶりに絵を描いてみたいと思う今日この頃です。
    Posted by furu at 2013年09月19日 23:14
    furuさん、コメントありがとうございます。

    芸術の秋、絵筆などどうぞとってみてください。
    とはいえ、なかなかひとりでは・・・という方も多いですね

    アトリエにも子どもたちに交じって絵を描きにくる大人のかたがいます。
    保護者の方でないこういう人たちが参加してくださるのはほんとうに嬉しいです。

    地域の「大人の図画工作室」みたいなところも併せ持っていけたらいいなあと思うこのごろです。
    Posted by turuturu at 2013年09月20日 12:21
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      コメント(2)