色彩は「もう一つの心の言葉」です。 色は私たちの感情や記憶と深くむすびつきながら日々を豊かに彩り、心身に様々な作用を及ぼしています。色を使った表現を通して心を元気にしたり自分らしさを育てたりするアートセラピーを社会に活かしていきたいと思っています。

クリスマスっぽいもの

12月のこの時期、アトリエでは「何かクリスマスっぽいもの作るーー。」という声が多くなります。

まあリースやカードなどになるのですが、ここ数年は子どもたちにちょっとした変化を感じています。

できるだけお手軽に作りたいというのは全体の傾向だけど、アトリエでクリスマスに関するものを熱心に作る姿が少なくなり
この時期に特有の期待感というのかワクワク感がちょっぴり少なくなったような寂しさを感じています。

慣れてしまうには十分なほど早くからクリスマスソングやイルミネーションが街にあふれ、
幼稚園などでも季節感が演出され、創作活動にも取り入れられているのでしょう。
それに親子で参加できるようなクリスマス関連の行事や、リース作りの講座などもいろいろ開かれ、あちこちにお楽しみの種が広がってるのかもかもしれません。

「ママにカードはどお?」
「もう作ったあ」

「じゃあ、リースは?」
「家にいくつもあるからいらなーい」

「折り紙でできるツリーがあるよ」
「んー、めんどくさい」

「・・・・・。」
「ねえ、センセ、なんかクリスマスっぽいものなあい?」


こんな感じの会話がひとしきり続いて、やっとなんか作ろうかということになるのです。

以前私は、11月の末になると「神代植物園」にいき、松ぼっくりやドングリ、モミジバフウやムクロジなどの実をいっぱい拾ってきてリース作りの材料にする準備を欠かしませんでした。

けれど、最近はそれらがあんまり無くならず、2、3年前のものが乾燥ばかりすすんでまだ箱に残っています。

私は子どものころ、たとえばクリスマスなどもそうですが、待ち遠しくてしかたがないという気持になることがことがいくつかありました。
「待ち遠しい」は想像力を生み出します。
それらは期待が大きいほど嬉しかったりがっかりしたり、子どもなりに悲喜こもごもで、いろんな感情を育てる機会だったように思います。


今の子どもたちはみんな忙しいのかもしれませんね。「じっくり」や「とことん」は苦手みたい。
そう言う私も、クリスマスの後は新年の準備だし・・・なんて思っているわけで、大人もおんなじか。

というわけで、クリスマスっぽい作品いろいろできました。色鮮やかでやはり心は嬉しくなります。
クリスマスっぽいものクリスマスっぽいものクリスマスっぽいものクリスマスっぽいものクリスマスっぽいものクリスマスっぽいものクリスマスっぽいもの



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