色で表現、一年を振り返る
12月7日(金)と9日(日)三鷹市市民協働センターにてアートセラピーワークショップ「一年を振りかえり私のココロを温める」をひらきました。
師走のあわただしい中参加してくださった7名の皆様、本当にありがとうございました。
それぞれの方の一年を色彩で味わい、お話に耳を傾け、私自身深く心動かされる時間でした。
*最初に「今年捨てたいもの、手放したいもの」というテーマで小さな絵を描いていただきました。
*次に、四つ切画用紙に1月から12月までの時間の流れをあらわす横軸を書き、それをベースに「いろいろな出来事やご自分のエネルギー状態など」自由に描いていただきました。
それからみんなでそれぞれの一年を語り、耳を傾ける時間をもち、
*最後はちょっと遊び感覚で「来年のカレンダー」作り。これは漢字ひと文字をイメージしてデザイン。それぞれにとっての「来年の一字」ですね。
私たちの意識は時間的には先へ先へと考える傾向があります。だからついつい先のことを心配したりするのですが、色彩や文字で「こうありたい」というイメージを取り入れることは、未だない「先」をほんのちょっと上手につくったり、乗り越えたりする力になるように思うのです。
そんなふうに創作、表現された作品とカレンダーをご紹介します。
(作品をご提供くださった皆様ありがとうございます)









私はアートセラピーの効用について聞かれることがよくあります。(何の役にたつの?分析するの?ということも含めて)
その時私が一番思うのは「色彩で感情を表現することは、言葉で表現する以上に本来の自分に出会いやすい」ということです。
描くという行為そのものが日常をちょっと離れてリラックスさせてくれますし、普段の役割や責任や立場などをはなれて手を動かす時、言葉にならない思いのようなものを引きだしてくれる力が色彩にはあるように思います。
それが、自分自身を大切にすることや他者への理解につながり、その人らしいエネルギーで生きていく力を育んでくれるのではないでしょうか。心の再生を促す力が色彩を使った表現のプロセスにはあるのです。
今もなお多くの人が避難を強いられている原発事故では、もはや人の力では維持することも制御することもできないものに頼ってきたことを突きつけられました。
ちょっと周りをみても、なんとかやってこれたよ、というのは私たち世代までですし、むしろ若い世代の人たちが教育や就労、子育てに本当に困っています。
もう少し小さな循環のなかで、努力すれば報われるというようなやさしい関係や社会にできないものだろうか。
絵なんか描いてる場合じゃない、と言われそうですが、絵なんか描きながらワイワイガヤガヤやりたい。
そんな気持ちで来年も2月からまた新しいシリーズでワークショップを開きます。
今年ワークに参加してくださった皆さん、それぞれの場所やブログなどで支えてくださった皆さん、本当にありがとうございました。
心から感謝いたします。
師走のあわただしい中参加してくださった7名の皆様、本当にありがとうございました。
それぞれの方の一年を色彩で味わい、お話に耳を傾け、私自身深く心動かされる時間でした。
*最初に「今年捨てたいもの、手放したいもの」というテーマで小さな絵を描いていただきました。
*次に、四つ切画用紙に1月から12月までの時間の流れをあらわす横軸を書き、それをベースに「いろいろな出来事やご自分のエネルギー状態など」自由に描いていただきました。
それからみんなでそれぞれの一年を語り、耳を傾ける時間をもち、
*最後はちょっと遊び感覚で「来年のカレンダー」作り。これは漢字ひと文字をイメージしてデザイン。それぞれにとっての「来年の一字」ですね。
私たちの意識は時間的には先へ先へと考える傾向があります。だからついつい先のことを心配したりするのですが、色彩や文字で「こうありたい」というイメージを取り入れることは、未だない「先」をほんのちょっと上手につくったり、乗り越えたりする力になるように思うのです。
そんなふうに創作、表現された作品とカレンダーをご紹介します。
(作品をご提供くださった皆様ありがとうございます)
私はアートセラピーの効用について聞かれることがよくあります。(何の役にたつの?分析するの?ということも含めて)
その時私が一番思うのは「色彩で感情を表現することは、言葉で表現する以上に本来の自分に出会いやすい」ということです。
描くという行為そのものが日常をちょっと離れてリラックスさせてくれますし、普段の役割や責任や立場などをはなれて手を動かす時、言葉にならない思いのようなものを引きだしてくれる力が色彩にはあるように思います。
それが、自分自身を大切にすることや他者への理解につながり、その人らしいエネルギーで生きていく力を育んでくれるのではないでしょうか。心の再生を促す力が色彩を使った表現のプロセスにはあるのです。
今もなお多くの人が避難を強いられている原発事故では、もはや人の力では維持することも制御することもできないものに頼ってきたことを突きつけられました。
ちょっと周りをみても、なんとかやってこれたよ、というのは私たち世代までですし、むしろ若い世代の人たちが教育や就労、子育てに本当に困っています。
もう少し小さな循環のなかで、努力すれば報われるというようなやさしい関係や社会にできないものだろうか。
絵なんか描いてる場合じゃない、と言われそうですが、絵なんか描きながらワイワイガヤガヤやりたい。
そんな気持ちで来年も2月からまた新しいシリーズでワークショップを開きます。
今年ワークに参加してくださった皆さん、それぞれの場所やブログなどで支えてくださった皆さん、本当にありがとうございました。
心から感謝いたします。
Posted by turu at 18:21│Comments(0)
│アートセラピー