先生はコウレイシャ!
ある日のアトリエ。
「そんなこと先生に聞いてもわかんないよ、
だって、コーレーシャだから」
ん?、コーレーシャ、ああ高齢者ね。
いや、でも、これって、私のこと??。
年齢はあまりはっきりと子どもたちには言ってないのですが、
何気ない会話のなかではっきりと耳にすると、意外とショックを受けました。
つまり、高齢だという自覚があまりなく、気持ちだけは若いつもり。
でも確かにそんな年齢になりました。
3月に私の母が91歳で他界し、認知症の進む父が田舎でひとり頑張っています。
私にも、年齢ゆえの不調は確実ににじり寄ってきます。
でも。
アトリエで多くの色彩に包まれているからか。
子どもたちが自由に表現する姿を見ているだけで元気になるから不思議です。成長する子どもたちのパワーは本当に凄い。
“絵画造形”“アート”というカテゴリーの中ではあるけれど、何の制約もなく自由に表現できることの幸せ。
その幸せを私もいただいています。
こんな時代だからこそ、心からの自由な表現を大事にしていきたいとつくづく思います。 I am old. But I'm still young at heart.
「隠れた星」
10センチくらいの小さな作品。
「休息」 椅子も花も優しい。
「森」 凛とした佇まい、吸い込まれるような緑。
もうホントにいくらでも描けちゃう。色鉛筆がどんどん減っていきます。
Posted by turu at 15:13│Comments(2)
│アトリエ・コスモス
この記事へのコメント
お久しぶりです。
どんな世界(業界?)でも、ものつくり出すというのはいいですよね。
自分の場合、機械設計なので真っ白な紙に線を描いたり数字を記入するという、「ものつくり」
今では、パソコンを使いますが・・・
ある意味、自分も表現出来る幸せというものを感じている様に思います。
あと、ブログのタイトルもいいですね~
自分も、ふと立ち止まると、老いというものを感じずにはいられません。
自分の気持ちと、老いというものの折り合いを、どの様につけていけばいいのか?
正直、答えは見つかっていません。
でも、今は立ち止まらず、若い気持ちのまま歩き続けて行こうと思っています。
なんちゃって・・・
どんな世界(業界?)でも、ものつくり出すというのはいいですよね。
自分の場合、機械設計なので真っ白な紙に線を描いたり数字を記入するという、「ものつくり」
今では、パソコンを使いますが・・・
ある意味、自分も表現出来る幸せというものを感じている様に思います。
あと、ブログのタイトルもいいですね~
自分も、ふと立ち止まると、老いというものを感じずにはいられません。
自分の気持ちと、老いというものの折り合いを、どの様につけていけばいいのか?
正直、答えは見つかっていません。
でも、今は立ち止まらず、若い気持ちのまま歩き続けて行こうと思っています。
なんちゃって・・・
Posted by furu at 2022年08月01日 23:53
furuさん、ありがとうございます。
様々な「ものつくり」の世界も表現の場なのですね。
平均寿命が60代であったころは、誰にも「老後」というのは共通のイメージを持って受け止められ、
そしてその「老後」はそんなに長くはなかったのです。
でもいまは老いを感じながら、その先の長い人生を生きていかなければなりません。
その先にあるのは「死」ですが、この運命から逃れられる人は誰もいません。
だからこそ、表現したり、楽しんだり、心若く生きていかないとね。
私も、一日一日がますます大切に感じられるこの頃です。
様々な「ものつくり」の世界も表現の場なのですね。
平均寿命が60代であったころは、誰にも「老後」というのは共通のイメージを持って受け止められ、
そしてその「老後」はそんなに長くはなかったのです。
でもいまは老いを感じながら、その先の長い人生を生きていかなければなりません。
その先にあるのは「死」ですが、この運命から逃れられる人は誰もいません。
だからこそ、表現したり、楽しんだり、心若く生きていかないとね。
私も、一日一日がますます大切に感じられるこの頃です。
Posted by turu at 2022年08月04日 15:07