3才、4才パワー全開

turu

2018年07月02日 16:16

7月になりました。関東甲信地方では、すでに梅雨明けしたと発表されています。
あまりに早い梅雨明けと昨日今日の厳しい暑さに、「暑いですねー」と会う人ごとにオートマティックに言葉を交わしてしまいます。体調管理がますます大事になってきました。

先月は、映画「万引き家族」を観たり、幕末から明治にかけて活躍した人気絵師、河鍋暁斎・暁翠、父娘二代の展覧会に出かけたりしました。
束の間日常をはなれ、映像から放たれる色彩や問い、絵師の熱いエネルギーで自分を埋めつくすような時間でした。


一方、富山市では、交番が襲われ二人の方が亡くなるという痛ましい事件が起きました。

富山の奥田地区は私が中学の教員をしていたころの勤務地だったので人事ではありません。友人知人の無事を聞いて胸をなでおろしました。
こんな、どこにでもある静かな住宅街で、いつも通り仕事をされていた方が突然命を落とされたことはただただ残念でなりません。
心からご冥福をお祈りいたします。

容疑者の若者はまだ21歳だといいます。事件に至るまでにどんな心の変遷があったというのでしょうか。

こういう事件があるたびに暗い気持ちになりますが、ともかく生きることの意義が軽微にあつかわれることのない、誰もが生きることを最優先にできるあたりまえの社会をつくることを考えつづけていかなければと思います。

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さてさてアトリエの状況はというと、新しくはいってくれた3才、4才の子どもたちの元気がスゴイ
実はこれまで3才児はちょっと幼すぎて受け入れてきませんでした。

「年中さんになってからきてね~~~。」とお待ちいただいていたのです。
でも新しいアトリエになり、自宅とは違ってすっきりシンプルな空間になったので、年少さんも上手にやれば大丈夫かしらと受け入れることにしました。

         青い雪だるま、ロボット、恐竜(3才と4才の男の子の作品)

みんなけっこう集中して楽しんでくれてます。
子どもって小さくてもエネルギーは十分。これからどんどん伸びていく人たちなので純粋で透明感があります。
この小さな人たちから大きなパワーをもらって、私も励まされています。
みんなに感謝、なんとか夏をのりきっていけそうです。







          こちらは年長さんの女の子の作品。涼しい色の紙粘土をひたすら型ぬき。




    5年生。雲海のなかに現れた、東洋のマチュピチュといわれる「竹田城」をアクリル絵の具で。

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