先生はコウレイシャ!
ある日のアトリエ。
「そんなこと先生に聞いてもわかんないよ、
だって、コーレーシャだから」
ん?、コーレーシャ、ああ高齢者ね。
いや、でも、これって、私のこと??。
年齢はあまりはっきりと子どもたちには言ってないのですが、
何気ない会話のなかではっきりと耳にすると、
意外とショックを受けました。
つまり、高齢だという自覚があまりなく、気持ちだけは若いつもり。
でも確かにそんな年齢になりました。
3月に私の母が91歳で他界し、認知症の進む父が田舎でひとり頑張っています。
私にも、年齢ゆえの不調は確実ににじり寄ってきます。
でも。
アトリエで
多くの色彩に包まれているからか。
子どもたちが自由に表現する姿を見ているだけで元気になるから不思議です。成長する子どもたちのパワーは本当に凄い。
“絵画造形”“アート”というカテゴリーの中ではあるけれど、
何の制約もなく自由に表現できることの幸せ。
その幸せを私もいただいています。
こんな時代だからこそ、心からの自由な表現を大事にしていきたいとつくづく思います。
I am old. But I'm still young at heart.
「隠れた星」
10センチくらいの小さな作品。
「休息」 椅子も花も優しい。
「森」 凛とした佇まい、吸い込まれるような緑。
もうホントにいくらでも描けちゃう。色鉛筆がどんどん減っていきます。
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