アトリエに嬉しいお客様
アトリエに嬉しいお客様がありました。
㈱アマラント代表、アートセラピストの小口みすず先生と、その卒業生の一人でこれから子どものアートセラピーのお仕事にも取りくむというアートセラピストの新倉裕子さんです。(私も小口先生のところで1999年から3年間学んでいます)
午前中「絵で読みとく子どもの心と体」という内容で、私から2時間ほどレクチャーさせていただき、午後は画材の説明などしながらアトリエでご一緒しました。
この日は春休みということもあり、子どもは新6年生の女の子ひとりでしたが、ゆっくりした時間のなかで、いろいろお話しながらかわいらしい粘土の作品もできあがりました。
小口みすず先生
新倉さん
最近は大人の方の訪問も時々あり、そのつど自分なりに準備することが勉強になっているのですが、とりわけ今回はこれまでアトリエで私が子どもたちから学んだ多くのことをどうお伝えするのか、また伝えたいのか、ということを考える貴重な機会となりました。
色や配色、モチーフやタッチから読みとける子どもたちのいきいきとした感性やデリケートな心情は、大人のように言葉で語ることはまだ少ないだけによりいっそう強いメッセージとして伝わってきます。
それらの作品を見ながら、子どもたちが絵を描いたり工作したりすることを通して、自ら自分自身を成長させたり自己再生していくさまをあらためて再確認することができました。
どうも最近体力気力がぁ・・・・・、なんて思っていたけど、約1600枚の作品写真を振り返りながら、私自身を成長させてくれた子どもたちにあらためて感謝したいです。
アトリエを始めた9年前はまだデザインなどの仕事もしており、月の開催日数はわずかに4日、自分も緊張していました。
そのころに来てくださった人たちや子どもたちのことはとりわけ鮮明な記憶として心に残っています。
4年前からようやく月の開催日を10日に増やし、そのほかに大人の方や高齢者のかたへの取り組みも広げてきました。
9年、ほんとにあっという間だったなあ・・・・。
アートセラピーを老若男女をとわず誰でも楽しめるようなものとして感じてもらえるように、まだまだ工夫していきたいと思います。
またアトリエは子どもやその親御さんだけでなく、アートセラピーや子どもの心、創作することなどに興味のあるすべてのかたひらかれた場でありたいと思っています。お気軽に訪ねてくだされば幸いです。
今日1人だけ参加してくれた新6年生の女の子の作品。1ミリ厚さのスチレンボードで家を。玄関のところが高学年らしく複雑です。
「ぬり絵塾」開きました。
16日、三鷹市芸術文化センターで今年初めての「ぬり絵塾」を開催しました。
午前午後あわせて9名の方が参加されました。
今回は友人を誘ってくださったり、リピーターの方もあったりでたくさんの方が参加してくれました。
1、2名の参加しかないということもあるので、嬉しいです。
最近、私自身この「ぬり絵」のおもしろさにハマっています。
これまでは、最初から絵柄のあるぬり絵は自由さに欠けるような気がして、ワークでもあまり使わずちょっと遠くに置いていました。
ところがやってみると自由画とはまた違うおもしろさがあるのです。
そもそもまっ白な紙に自由にどうぞ、といわれても、特に日本人は上手下手という物差しが邪魔をするのかやっぱり抵抗を感じるのが普通です。
アートセラピーという言葉も、私自身は身近に感じていても、社会的にはまだまだけっして日常になじんでいるとはいえません。
けれどもぬり絵ならそのあたりの垣根もひくくし、誰もが気軽に楽しめる表現ツールになりうると思うのです。
「描く」は遠くても、「塗るだけなら」という表現そのもそを身近にひきよせることが可能です。
好きな絵柄を選ぶところからその絵との対話が始まり、線があるからどんどん塗れる。
絵は色と形で構成されるのですが、その形を気にする必要がありません。
線やモチーフに沿って色を塗っているだけなのに、いろいろなイメージや新しい思いが自分の中から湧いてきます。
そこに自分だけの物語りが描きたされ、そのひと自身のものになっていきます。
右脳がせっせと働いてくれてるんですね。
心が動いている感じ。
なにしろ楽。
気持よく塗り終わって見てみると、「なんでここ塗らなかったんだろう」「なぜ、普段使わない色がでてきたの?」
ぜんぜん意識していなかったことに後から気づかされることがたくさんあります。
今回は、最初に好きな色や苦手な色をだしてもらったあと、自分の今の感じを知る「オーラぬり絵」を塗ってもらいました。
そして、その後さまざまな絵柄の中からそれぞれの一枚を塗っていただきました。
今回も色彩を味わいながら人生、仕事、人間関係、いろんなことを語っていただきました。
参加されたみなさん、本当にありがとうございました。
オーラぬり絵と自由に選んでもらったぬり絵。上下で同じ方の絵。同じような色を使った方もいれば、大きく変化してまったく違う雰囲気になった絵も。
20代女性の方。自分の中の女性性がテーマ。
60代女性。37年勤めあげた仕事を定年退職して、これからしたいことがたくさん。
ただ、あたらしい日常に希望とともに不安も感じているとのこと。
60代女性。自分の中には強さがある。でもいろいろなことを受けとめ入ってきてしまう。
それでも「これでいい」という強い肯定も。
午前午後あわせて9名の方が参加されました。
今回は友人を誘ってくださったり、リピーターの方もあったりでたくさんの方が参加してくれました。
1、2名の参加しかないということもあるので、嬉しいです。
最近、私自身この「ぬり絵」のおもしろさにハマっています。
これまでは、最初から絵柄のあるぬり絵は自由さに欠けるような気がして、ワークでもあまり使わずちょっと遠くに置いていました。
ところがやってみると自由画とはまた違うおもしろさがあるのです。
そもそもまっ白な紙に自由にどうぞ、といわれても、特に日本人は上手下手という物差しが邪魔をするのかやっぱり抵抗を感じるのが普通です。
アートセラピーという言葉も、私自身は身近に感じていても、社会的にはまだまだけっして日常になじんでいるとはいえません。
けれどもぬり絵ならそのあたりの垣根もひくくし、誰もが気軽に楽しめる表現ツールになりうると思うのです。
「描く」は遠くても、「塗るだけなら」という表現そのもそを身近にひきよせることが可能です。
好きな絵柄を選ぶところからその絵との対話が始まり、線があるからどんどん塗れる。
絵は色と形で構成されるのですが、その形を気にする必要がありません。
線やモチーフに沿って色を塗っているだけなのに、いろいろなイメージや新しい思いが自分の中から湧いてきます。
そこに自分だけの物語りが描きたされ、そのひと自身のものになっていきます。
右脳がせっせと働いてくれてるんですね。
心が動いている感じ。
なにしろ楽。
気持よく塗り終わって見てみると、「なんでここ塗らなかったんだろう」「なぜ、普段使わない色がでてきたの?」
ぜんぜん意識していなかったことに後から気づかされることがたくさんあります。
今回は、最初に好きな色や苦手な色をだしてもらったあと、自分の今の感じを知る「オーラぬり絵」を塗ってもらいました。
そして、その後さまざまな絵柄の中からそれぞれの一枚を塗っていただきました。
今回も色彩を味わいながら人生、仕事、人間関係、いろんなことを語っていただきました。
参加されたみなさん、本当にありがとうございました。
オーラぬり絵と自由に選んでもらったぬり絵。上下で同じ方の絵。同じような色を使った方もいれば、大きく変化してまったく違う雰囲気になった絵も。
20代女性の方。自分の中の女性性がテーマ。
60代女性。37年勤めあげた仕事を定年退職して、これからしたいことがたくさん。
ただ、あたらしい日常に希望とともに不安も感じているとのこと。
60代女性。自分の中には強さがある。でもいろいろなことを受けとめ入ってきてしまう。
それでも「これでいい」という強い肯定も。
心も動くアトリエ
昨日アトリエに友人二人が訪ねてくれました。
以前からパステル画をやってみたかったとのこと。
2時間余りののち美しい色を奏でるパステル画完成です。
アトリエは大人の方も子どもたちと同じように参加していただけます。
子どもたちも突然の来客はけっこう楽しそうで、大人の話に「まあよく聞いてるな」と思うくらい耳だけダンボ(ゾウのダンボ)状態。
制作に関しても興味津々で、もっとこうしたらとか、ああしたらとかフツーに大人の人に意見を言う子もいます。
描いたり作ったりはみんな平等だからいいのですが、私なんか時にその自由さにビックリする時もあるくらいです。
でもそれが自分も真似してやってみたいと言う意欲につながったり、普段と違う緊張感もあったりで面白いなと思っています。
今回来てくれた私の友人、中高年のレディーたちは手も動かすけれど、おしゃべりも尽きず。
そこに女の子(5歳、7歳、8歳)も加わっての実に賑やかなアトリエでした。
東京は5日にも雪が舞うなど、不安定なお天気が続きました。
けれどもさすがに心も動かしたくなる時期ですね。
アトリエの子どもたちの作品も勢いがでてきました。
そろそろお花見の案内も届いたりして・・・、春がそこまで来ています。
5年生女子「虹色の滝」。勢いが在って堂々としています。
6歳女の子「蝶」。色合いが個性的で存在感バツグン。
1年生女子「新聞紙のお家」。中に入ることで安心感につながります。
5年生男子「馬と少年」。これは力作、みんなを驚かせました。少年は高さ5センチくらいで細かいのです。「祝」て書いてある鞍もいいね。
6歳女の子「光るミッキーさん」。割りピンを使って、手足ガ動くようになってます。金銀の色に主張を感じます。
以前からパステル画をやってみたかったとのこと。
2時間余りののち美しい色を奏でるパステル画完成です。
アトリエは大人の方も子どもたちと同じように参加していただけます。
子どもたちも突然の来客はけっこう楽しそうで、大人の話に「まあよく聞いてるな」と思うくらい耳だけダンボ(ゾウのダンボ)状態。
制作に関しても興味津々で、もっとこうしたらとか、ああしたらとかフツーに大人の人に意見を言う子もいます。
描いたり作ったりはみんな平等だからいいのですが、私なんか時にその自由さにビックリする時もあるくらいです。
でもそれが自分も真似してやってみたいと言う意欲につながったり、普段と違う緊張感もあったりで面白いなと思っています。
今回来てくれた私の友人、中高年のレディーたちは手も動かすけれど、おしゃべりも尽きず。
そこに女の子(5歳、7歳、8歳)も加わっての実に賑やかなアトリエでした。
東京は5日にも雪が舞うなど、不安定なお天気が続きました。
けれどもさすがに心も動かしたくなる時期ですね。
アトリエの子どもたちの作品も勢いがでてきました。
そろそろお花見の案内も届いたりして・・・、春がそこまで来ています。
5年生女子「虹色の滝」。勢いが在って堂々としています。
6歳女の子「蝶」。色合いが個性的で存在感バツグン。
1年生女子「新聞紙のお家」。中に入ることで安心感につながります。
5年生男子「馬と少年」。これは力作、みんなを驚かせました。少年は高さ5センチくらいで細かいのです。「祝」て書いてある鞍もいいね。
6歳女の子「光るミッキーさん」。割りピンを使って、手足ガ動くようになってます。金銀の色に主張を感じます。